ゴールデンウィークも、もうすぐ終わりですね。
皆さんは、どのように過ごされたでしょうか。
私は研修を受けたり、無料ヒーリングセッションを行ったり、オンラインの仕事をしたり、演奏仕事の練習をしたり、仕事の事務的作業を行ったり、緑を見ながらゆっくりと歩いたり、ケーキを焼いたり、1ヶ月以上かけて描いた絵を仕上げたりして、過ごしています。
絵というのは、入学しているスクールのクラスの一環で、今可能な限り、自分の深いところにつながって、より大きな存在である自分を描きました。
一般的に普段意識されている自分というのは、「自我」の部分であることが多いと思うのですが、自分が気づいていない、無意識の部分にもつながって、もっと大きな存在としての自分(自己)を描きました。もっとも、今の自分に感じ取れる範囲でなので、数年後には、また違う絵になるのでしょうけど。。
まずは、形を描きいていきます。夢で見たものも描きました。

一番上に描いているのは白い百合ですが、これは、昨年スクールのフラワーエッセンスの組み合わせを学ぶクラスの中で、選んだエッセンスの1つが「イースターリリー(白い百合)」だったんですね。この時は、自己の癒しのプロセスを見守ってくれる役割として選びました。
白い百合は、クリスチャンであった私にとっては「マリアさまの花」であり、憧れの花でしたが、同時に実際の花に対しては、めしべの艶めかしさや、花粉が白い花びらに付く様に対して、受け入れがたい抵抗感を感じていました。今思えば、自分の癒しにとって大切な、そして必要な花だったのだと思います。
このクラスのひと月くらい後だったでしょうか。夜道、こんなところで出会うはずがないと思うような場所で、1本の百合の花と出会いました。
まるで、ベツレヘムの星のように、私を導いてくれる星のように感じました。その百合も花粉で黄色くなっていましたが、初めてそれを「とても美しい」と感じ、出会わせてもらったことと、そのように感じられたことへのただただ感謝の気持ちで、その場でしばらくたたずんでいました。
今回、その百合の花を、どうしても描きたい、描く必要があると感じました。描いた後、百合の絵を見ていると、メッセージが伝わってくるように感じました。「あなた方(の本質)は、何があったとしても、決して穢れることなどないのです。」この言葉は、まさに私の心に沁みてきました。長年、常に底辺にあった、穢れとそれに伴う罪悪感を、新たな視点から見つめ直すきっかけになりました。そのことによって、自分の中のちりぢりになっている断片の1つを取り戻し、自分のエネルギーを取り戻していく、そのような感覚がありました。
このようにして、私の場合は1つ1つの部分を描いていきました。全てをここでは書きませんが、取り組み始めたのが2月末、形を描き終えたのが4月中旬でした。
しばらく白黒を味わっていたのですが、そこに色をのせていきました。もともと炎のようなつもりで描いた部分が、何故かブルーになっていったりしました。これも1つ1つ、自分の深いところに尋ねながらの作業なので、これで完成かどうかはまだわかりませんが。。
長い長い旅でした。この絵の中の1つ1つとつながって感じながら、ゆっくりと自分に統合していけたらと思っています。
セラピーHP:http://arts-healing.skr.jp/